2021年を締めくくるWeek4。引き続き深掘っていきましょう♪
ちなみにこの週は2022年3月4日(金)までNHKのサイトで無料で聴けますよ♪
Lesson 176
【頻用動詞】takeとbring の違い
レストランにて、誘ってくれた同僚にお礼を言うシチュエーションで
Thank you for bringing me here. (連れてきてくれてありがとう)
放送では、bringを使うことについて、大西先生がが日本語の感覚に無い、とおっしゃっていましたね。
taking me hereではダメな理由は、
聞き手→→take(連れていく)
聞き手←←bring(連れてくる)
というイメージ故、聞き手がレストランにいる状況ではbringなのでしょう。
もし翌日にお礼を言うシチュエーションなら
Thank you for taking me there(to the restaurant), yesterday. となるはず。
なぜなら、すでに目的地は聞き手から離れた場所になってるからです。
Lesson 177
【頻用動詞】identity
火星に近づいた宇宙船。近くで謎の別の宇宙船を発見したクルーに船長が尋ねます。
Can you identify it? (その正体をを特定できますか)
identifyは何者かを特定する、という意味だからidentificationは何者かを特定すること/もの、という意味になり、ID (身分証明書)という略語でも使われますね。
Lesson 178
【語源】script(脚本)
先生に英語を作りたいという構想を伝える一文。
I have a script already. (もう脚本はあります)
scriptは「脚本」という意味です。元の意味は「書かれたもの」です。
- manuscript:manuは「手」を意味するので、手で書かれたもの→「写本、原稿」の意味になります。
- subscribe / prescription:subは「下」。これにscriptの動詞形scribeが付くと、書面の下の方に書く→「サインする、署名する」という意味になります。その名詞形subscriptionは「(書籍やサービスの)購読」いわゆるサブスクですね。
- prescribe / prescription:preは「前もって」の意味なので、前もって書くもので「(お医者さんが薬を)処方する」という意味になります。処方箋はprescriptionですね。
余談ですが、映画のタイトル(もちろん英語)+ script でgoogle検索すると、洋画のセリフを書き起こした素材がヒットして、英語で映画を見るときに便利ですね。例えば
"Home Alone Script"
で検索した結果はコチラ
いやあ、この映画、カジュアルで早口な英語が頻出するので、とてもヒアリングの訓練にはいいんですよね。
Lesson 179
【頻用動詞】organize
学部会議のアレンジをしてくれえた教授へのお礼の一言。
Thank you for organizing it (the meeting) so quickly. (迅速に会議を手配してくれてありがとう)
organize「準備する、手配する」。
語源はorgan「器具」。体を作る器具☞「臓器」の意味もあります。
organizeは「器具を組み合わせるように何かを作り上げていく」イメージですね!
Lesson 180
【頻用名詞】heartbreak, heartbeat, heartburn
heartbreak は「失恋」。heatbeatは「鼓動」もよくご存じでしょう。
ではheartburnは?
心臓が焼けていて大変なことになっているのではと思うかもしれませんが、正解は…
「胸やけ」です。
英英辞典での解説はこちら。
a painful burning feeling in the lower chest caused by the stomach not digesting food correctly
https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/heartburn
heartではなくてstomachって書いてるじゃん!とちょっと突っ込みたくなります。