目次
まずは聴いてみよう
ウクレレ歌唱も見てみよう
歌詞をチェックしよう
Sally go round the sun,
Sally go round the moon,
Sally go round the chimney pots
On a Saturday afternoon.
太陽をぐるりと回れ、サリー
お月様をぐるりと回れ、サリー
煙突の先っちょをぐるりと回れ、サリー
土曜日の午後に
音読してみよう
朗読を追いかけるようにシャドーイングして、音読してみましょう。
語句解説
- go round:~の周りを行く。go aroundでも同じ意味ですが、イギリスではround、アメリカではaroundを使うことが多いようです。
- chimney pots:煙突の先にある通気管(後述)
- On a Saturday afternoon:土曜日の午後に。曜日はOn+(a) +曜日で使うことが多く、afternoonはmorningと同様に、In the afternoonとinとセットで使われることが多いですが、これが組み合わさって、●曜日の朝/午後/夜と言いたいときは、onが使われ、かつそもそもそのonも省略されることが多いです。I go to the church (on) Sunday morning
マザーグース深読み探検隊
この曲はとても短いですが、かなり中身はぶっ飛んでいます。
一体、サリーは何者なのでしょうか。
Go round the sunといいますが、宇宙空間で太陽を回っているのか、地球上で、地球から見える太陽の周りを2次元的に回っているのでしょうか。悩む間もなく、今度はGo round the moonと月に行ってしまいます。魔法使いサリーちゃんはこのSallyなのかと思って調べましたが、、、関係はなさそうです。そしてSally go round the chimney potsと、突然地上の話生活感ある話になります。chimney potsとは、煙突の先にある通気管だそうです(写真の赤枠内参照)
太陽や月よりは想像しやすいのですが、屋根の上ですから、そんなところで走り回ったら危ないよなあ。
そして、「土曜の午後に」となぜか曜日と時間帯の特定をして突如終わります。サリーちゃんは、明日も休みだーというハイテンションであちこち飛び回っているのでしょうか。サラリーマンでしょうか。
ここまでいろいろサリーに突っ込んでおいてナンですが、詩をよく見るとSally Go Roundであって、Sally Goes Roundでないのもミソです。つまり、この文の主語がSallyならば三人称単数現在なので、GoはGoesになるはずが、なっていない。
即ち、Sallyは呼びかけで、Go Roundは命令文と解釈するのが自然なのです。谷川俊太郎さんの訳もそうなってました。
そうなってくると、サリーのやんちゃな行動は指令を受けてのこと。サリーを責めてはいけません。サリーを命じている語り手が無茶振りをしているわけなんです。
なんて真面目に解釈していると目が回りそうですが、子供同士の遊び唄で空想で楽しむのかもしれないですね。
短い曲なので歌ってみて不思議な菓子を味わいましょう♪
イマココ英語オリジナル動画で暗唱しちゃおう♪
イマココ英語オリジナル!カラオケ音源
Youtube動画の紹介
この曲、短いのにメロディーのパターンが結構いろいろあります。後程紹介するカラオケ音源とだいぶ違うのですが、ザックリこんな歌、ということでどうぞ。