説明
rの音に現れる子音/r/を表す記号です。
( )の中にはら行が入ります。また、後述のおまけ記載のようにアメリカ英語の母音+rを表現する際には、「あ」「お」が()に入れることもあります。
この音の発音のコツは、舌先を口の中で浮かせる、つまり舌先を口の中のどこにも触れない状態にするのがコツです。
その舌先が口の中のどこにもイメージを( )の中の文字で表してます。
それでは、この音が現れる単語の例と、音声を確認してみましょう。
- row (列、行)
- stream (川、流れ)
- merrily (楽しく、陽気に)
- red (赤い)
- run (走る)
- rain (雨)
- tree (木)
- great (素晴らしい、偉大な)
音声
マザーグースの例
Row, row, row your boatという歌の例です。rowのrが(ろ)、stream, merrily, dreamのrが(り)の音になります。
まずは歌詞の音読を(ろ)、(り)に注意して聞いてみましょう。
ウクレレ歌唱でも確認してみましょう。
おまけ
rがar, ir, ur, er, orのように母音+rとして使われる際、アメリカ英語であればしっかりrが発音されますが、イギリス英語ではrは発音されず、母音のみの音になります。
以下の単語の例で考えてみましょう。
- ear (耳) →米:い(あ)/英:いあ
- firm (堅い、企業) →米:ふ(ぁ)ーむ/英:ふぁーむ
- urge (強く促す) →米:(あ)ーじ/あーじ
- earn (稼ぐ) →米:(あ)ーん/英:あーん
- organ (器官) →米:(お)ーがん/英:おーがん
アメリカ英語
イギリス英語