Week3はPeacock教授の出番が多い週でしたね。最後に、大西先生のツイートの気になるツイートの話を書いています。深堀が終わったら読んでくださいね♪
目次
Lesson 191
【前置詞】in the window
There was a monkey in the window.
the windowの前の前置詞がinですが、サルが窓に映っているならonでもいい気がしますが、ここはやはりinになります。
なぜか。
windowには「窓枠の内側の空間」と「窓ガラス(=window glass)」の意味があり、ここでは前者、即ち、窓枠の内側の空間の「中に」サルが見えているという状況です。だからinなのです。
もしonを使うと、物理的にサルがガラスにへばりついているイメージになるはずですw
【慣用句】I'll be a monkey's uncle.
I'll be a monkey's uncle.
「まさか、たまげた」という意味の慣用表現です。このダイアログでは、サルを見たという文脈なので、それに引っ掛けてこの慣用句を使っているわけですが、別に、サルを見なくたときでなくとも、話し手が女性であっても、驚いたときにそのまま使える表現です。
Lesson 192
【便利な表現】we're back
...And we're back with today's special guest.
backにはテレビなどで、画面にもどった状態を表します。ここでなぜwe're backかというと、おそらくCM終了直後というシチュエーションではないでしょうか。
【便利な表現】if I have to choose..
if I have to choose..
どれもよいけど強いて選べば、という気持ちを醸し出す、便利な枕詞ですね。
Lesson 193
【便利な表現】Me too.
A: I'm grad I found it.
C: Me too.
ここでのMe tooは、I'm glad you found it, too.をギュッと短縮した形。
目的格meが登場するのは慣用的に使っているだであって、意味的にはI(主格)ですね。
シンプルな返事ですが、実に共感力の高い受け答えで勉強になります!
Lesson 194
【語源】artifacts
We've located the stolen artifacts.(私たち(警察)は盗まれた美術品を発見したのです)
artifact
artは「技術」、factは「作る」
テキストではartifactは技術で作ったもの→ 美術品、という意味で訳されていますが、古いものというニュアンスが付きまとうようで、辞書では骨董とか遺物と訳されることもあります。ここでも、Peacock教授が考古学者であることを考えると、考古学的な価値のある古い美術品と思われます。
fact「作る」は非常に便利で、
fact::作られたこと☞事実
factory:作る場所☞工場
といった単語に現れますね。
【頻出単語】lead
We have some leads, sir. (我々(警察)はいくつか手がかりをつかんでいます)
動詞lead(‐~に続いていく)のイメージから「手がかり」という意味の名詞で使われています。
加えて、ビジネスの世界では、新規見込み顧客のことをleadと呼び、非常に高い頻度で使う単語ですね。
<おまけ>
大西先生がスタジオで花をもらったというTweetに続けてこのような記載。
ま、まさか大西先生によるラジオ英会話も終わってしまうの?と気になって返信したら先生自身からいいね&フォローを頂きました。
大西先生のTweetに反応するときは、ひたすらダイアログの表現に引っ掛けていて、すると先生も反応なさってくれたりします。本当に愛すべき方ですね。この番組のクオリティ―の高さは、ラジオ英語講座歴30年弱の私にとっても、屈指の存在。ぜひ来年も続けてほしいです。
来年度の語学番組は2月頃に発表されると思いますが、真相は如何に!!