マザーグース 子供と英語

#6_Polly Put the Kettle On

まずは聴いてみよう

ウクレレ歌唱も見てみよう

歌詞をチェックしよう

Polly put the kettle on,

Polly put the kettle on,

Polly put the kettle on,

We'll all have tea.

Sukie take it off again,

Sukie take it off again,

Sukie take it off again,

They've all gone away.

ポリー、やかんを火にかけて

ポリー、やかんを火にかけて

ポリー、やかんを火にかけて

私たちは皆でお茶をのみます。

ス―キー、それ(やかん)をまた下ろして

ス―キー、それ(やかん)をまた下ろして

ス―キー、それ(やかん)をまた下ろして

彼らはもう行ってしまったの

音読してみよう

朗読を聞きながら、あとを追うように(シャドーイング)、音読をしてみましょう。

男性(イギリス英語)
女性(イギリス英語)

イマココ英語オリジナル暗唱動画で覚えちゃおう

語句解説

  • Polly:(人名)ポリー ☞Maryの愛称です
  • put the kettle on:やかんを火にかけて ☞Pollyの直後にputが置かれていますが、putsという三人称単数形ではないことから、命令形と解釈できます。え?putは過去形ではないの?と思った鋭いアナタ、その可能性はこの先の歌詞で否定されます。読み進めてください。
  • we’ll:☞we willの略
  • have tea:お茶を飲む
  • Sukie:(人名)ス―キー ☞Susanの愛称。Sukeyと綴る場合もあります。
  • take it off:それ(やかん)を下ろす。☞若い方はやかんでお湯が沸いたら、火を止めてほったらかしておけばいいのでは、とおもうかもしれませんが、昔のコンロは、ガスでも電気でもなく、火でした。なので、基本キッチンを使う限り、火を絶やさないようにつけっぱなしにしているわけですから、やかんを下ろさないといけないわけです。
  • they’ve gone away:☞they have gone awayで「彼らはもう行ってしまった」という意味。

マザーグース深読み探検隊

お客さんをもてなす家の主人がPollyとSukieという使用人(今の感覚でいえばお手伝いさんですかね)に指示を出すシーンを唄にしたものです。

Pollyはお客さんが来る前のお茶を準備し、これを1番とすれば、そのすぐ後に始まる2番は、Sukieはお客さんが帰ったあとの片付けですが、実際のお茶をしている部分の描写が抜け落ちているのが面白いですね。タイムワープのようです。なぜそうなのかを考えてみると、一貫して、キッチン目線だから、つまりお客さんはキッチンに入ってこないから描かれないのかもしれません。だとすると、この唄はPollyやSukieのような使用人がキッチンで仕事をしながら口ずさんでいた唄なのかも。この「伝統」に従って、キッチン仕事の時に口ずさむと楽しいですね。

ちなみに

We'll all have tea.はこれからお茶を飲むので未来形

They've all gone away.はお客さんが帰ったので、現在完了形になっていて、「時制」を理解するうえでもいい例になります。

Youtube動画の紹介

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