さて、第9回は、優しいメロディーで木馬で旅するRide a Cock-horseを取り上げます。
まずは聴いてみよう
ウクレレ歌唱も見てみよう
歌詞をチェックしよう
Ride a cock-horse to Banbury cross,
To see a fine lady upon a white horse;
With rings on her fingers and bells on her toes,
She shall have music wherever she goes.
揺り木馬にのってバンブリーの十字架のところへ行け
白い馬の上の素敵な女性に会いに
指輪を指につけ 鈴をつま先に付けて
彼女がどこに行っても音楽が聞こえる
音読してみよう
詩の朗読を聞いて、シャドーイングにより音読してみましょう。
イマココ英語オリジナル暗唱動画で覚えちゃおう♪
語句解説
<語句解説>
- cock-horse :小さな子が遊ぶおもちゃの木馬
- Banbury Cross :イギリスの地名であるBanburyという市にある十字架。実際に存在していたそうですが一度壊され、再建されているそうです。Banburyは市が立って、昔から活気のある町でした。
- upon:onと同じで「~の上に」の意味
マザーグース深読み探検隊
今回は一言だけ。
She shall have musicとありますが、これはwith..bells on her toesに関連しています。そう、lady/貴婦人は靴に鈴をつけているのです。
その姿で馬に乗っているので、動くたびに鈴の音が鳴り響くということですね。この貴婦人、決して奇抜なファッションをしているわけではありません。
イギリスでは昔、「婦人靴の先を細くとがらせ、その先端に鈴をつける」習慣があったそうです(平野圭一著『マザー・グースの唄』)。
have musicってなんだか素敵な表現ですね。