こんにちは。イマココ英語事務局のShinです。
ラジオ英会話は教材として素晴らしすぎて、番組やテキストで紹介されないポイントがたくさんあります。それらが埋もれないようにキラリと光る学びを深掘りしてます。
普段、Xでもそうした深掘りを呟いていますが、ツイートでは紹介しきれない気づきも記載しています。
この素晴らしい番組の学びを2倍、3倍の高めていただくことにご活用ください!
下記で紹介するダイアログの英文と和訳は特段説明ない限りは、ラジオ英会話のテキストからの引用となります。
語源調査の強い味方はこちら!
Lesson141_11/6(月)
All of the new songs are inspired by him. (Bill)
今回の新曲は皆、彼に刺激を受けているんだ。
番組でも大西先生がご説明されていましたがinspireは「息を吹き込む」。『英語語義語源辞典』によるとspireの語源はラテン語のspirare(to breath; 息をする)。
spirit(精神、魂)も同語源で、人間の精神・魂は神様が息を吹き込んだもの、という発想から来ているのでしょう。
対義語のexpireは入るのではなく、出ていくわけですから、息を出し尽くして、「期限が切れる、終わる」という意味になるわけですね。文学表現では「死ぬ」を意味することもあるそうです。接頭辞exは今月のテキストの「英単語は語源でニャンとかなる!」でも取り上げられてますよ。
Lesson142_11/7(火)
play / place / plan
今回のダイアログにはplaで始まる単語が3つも登場しています。しかもaの発音がすべて違っています。
play /pleɪ/
place /pleɪ/
plan /plæn/
です。このうち、placeはサイレントeという読まないeの音で終わるパターンですが、この時に直前の母音(ここではa)は長音(≒アルファベット読み)になる、
というルールがしっかり当てはまっていますね!
planの/æ/ は日本語にない、アとエの中間音ですが、今回のろーざさんの発音はその特徴がよく出ているので、Sounds like a plan.を丸暗記しつつ、しっかり英語らしい音を出したいですね。
Lesson143_11/8(水)
And we are back. (Kelly)
さあ、はじめましょう。
And we are backから会話が始まっていて、文脈が分からないと?となっていまいそうですが、これはテレビ番組でコマーシャル後に スタジオが映し出された瞬間の一言ですね。
中継先から「スタジオにお戻しします」というときも" Back to you, Kelly. "の様にbackが使えます。
因みにstudioにははスタジオの他に 間取りの「ワンルーム」の意味もありますね
Lesson144_11/9(木)
Work-related readings are my specialty. (Hiroko)
仕事関係の占いは、私の専門なんです。
specialty:専門、得意とすること。
得意料理という使われ方もしていましたね。
Roxy:Dad is also serving his specialty, seafood paella.(お父さんが得意料理のシーフードパエリアも作るのよ。)
(ラジオ英会話2023年6月号Lesson48)
尚、specialityと言う単語もありますが、意味は同じで、
specialty→アメリカ英語
speciality→イギリス英語
という違いだそうです。
発音とアクセントの位置は違っていて、カタカナとして使われるときも
specialty [spéʃəlti] → スペシャルティ
speciality [spèʃiǽləti] →スペシャリティ
という差があります。
因みに、スペシャルティ(スペシャリティ)コーヒーという言葉で耳にすることが多いですが、
「日本スペシャルティコーヒー協会(Specialty Coffee Association of Japan)」
はアメリカつづりを採用しています。
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