マザーグース

クリスマスもマザーグースで盛り上がろう~Twelve Days of Christmas(クリスマスの12日)後編

後編は7日目から最後の12日目まで、クライマックスに向けて歌い上げましょう!前編はこちら

今回は別の動画もご覧になってください。アメリカのアカペラグループPenatonixによる賑やかで巧みな12 Days of Christmasです。

実はこの曲の9-12番は入れ替わることがあるのですが、今回の記事で初回する歌詞の順番は、Pentatonix版と同じです。詳しくは記事の中で説明します。

そして、並べるのもおこがましいのですが、ワタクシの歌唱版でございます。

7日目

On the seventh day of Christmas My true love sent to me:

Seven swans a-swimming

Six geese a-laying

Five golden rings

Four colly birds

Three French hens

Two turtle doves and

A partridge in a pear tree

クリスマスの7日目、私の恋人が私に贈ってくれた:

7羽の泳ぐ白鳥

6羽の卵を抱くガチョウ

5つの金の指輪

4羽の煤(すす)けた鳥

3羽のフランスのメンドリ

2羽のキジバトに

梨の木に止まっている1羽のヤマウズラ

white swan on water
Photo by Laura Balbarde on Pexels.com

白鳥が登場。ガチョウとの見分け方が難しそうです(笑)。

さて、長らく続いた鳥シリーズもこれで完結です。残りの5日は何が出てくるのか乞うご期待!

8日目

On the eighth day of Christmas My true love sent to me:

Eight maids a-milking

Seven swans a-swimming

Six geese a-laying

Five golden rings

Four colly birds

Three French hens

Two turtle doves and

A partridge in a pear tree

クリスマスの8日目、私の恋人が私に贈ってくれた:

8人の乳絞りをする女中

7羽の泳ぐ白鳥

6羽の卵を抱くガチョウ

5つの金の指輪

4羽の煤(すす)けた鳥

3羽のフランスのメンドリ

2羽のキジバトに

梨の木に止まっている1羽のヤマウズラ

8日目は人間になりました。maidとは女中、お手伝いさんですね。milkには乳しぼりをする、という意味があります。牛の乳をたった今、搾っていると読めるので、maid8人はcow8頭をもれなく連れてくるはず。鳥が終わったと思ったら、巨大な動物も加わり、大変な騒ぎです。

9日目

On the ninth day of Christmas My true love sent to me:

Nine drummers drumming

Eight maids a-milking

Seven swans a-swimming

Six geese a-laying

Five golden rings

Four colly birds

Three French hens

Two turtle doves and

A partridge in a pear tree

クリスマスの9日目、私の恋人が私に贈ってくれた:

9人の太鼓を叩く鼓手

8人の乳絞りをする女中

7羽の泳ぐ白鳥

6羽の卵を抱くガチョウ

5つの金の指輪

4羽の煤(すす)けた鳥

3羽のフランスのメンドリ

2羽のキジバトに

梨の木に止まっている1羽のヤマウズラ

group of people playing drums during daytime
Photo by Pixabay on Pexels.com

さあ、9日目になって太鼓が出てきました。クリスマスのお祝いモードがちょっと入ってきと感じですね。

10日目

On the tenth day of Christmas My true love sent to me:

Ten pipers piping

Nine drummers drumming

Eight maids a-milking

Seven swans a-swimming

Six geese a-laying

Five golden rings

Four colly birds

Three French hens

Two turtle doves and

A partridge in a pear tree

クリスマスの10日目、私の恋人が私に贈ってくれた:

10人の笛を吹く笛吹き

9人の太鼓を叩く鼓手

8人の乳絞りをする女中

7羽の泳ぐ白鳥

6羽の卵を抱くガチョウ

5つの金の指輪

4羽の煤(すす)けた鳥

3羽のフランスのメンドリ

2羽のキジバトに

梨の木に止まっている1羽のヤマウズラ

musician in scottish kilt in london
Photo by Murad Murat on Pexels.com

10日目は笛吹も加わりました。音楽の準備は万全ですね。

11日目

On the eleventh day of Christmas My true love sent to me:

Eleven ladies dancing

Ten pipers piping

Nine drummers drumming

Eight maids a-milking

Seven swans a-swimming

Six geese a-laying

Five golden rings

Four colly birds

Three French hens

Two turtle doves and

A partridge in a pear tree

クリスマスの11日目、私の恋人が私に贈ってくれた:

11人の踊る貴婦人

10人の笛を吹く笛吹き

9人の太鼓を叩く鼓手

8人の乳絞りをする女中

7羽の泳ぐ白鳥

6羽の卵を抱くガチョウ

5つの金の指輪

4羽の煤(すす)けた鳥

3羽のフランスのメンドリ

2羽のキジバトに

梨の木に止まっている1羽のヤマウズラ

light man hands people
Photo by Maor Attias on Pexels.com

11日目は踊る貴婦人です。パーティーが始まったようですね。もはやいい感じの写真も見当たりません(笑)

12日目

On the twelfth day of Christmas My true love sent to me:

Twelve lords a-leaping

Eleven ladies dancing

Ten pipers piping

Nine drummers drumming

Eight maids a-milking

Seven swans a-swimming

Six geese a-laying

Five golden rings

Four colly birds

Three French hens

Two turtle doves and

A partridge in a pear tree

クリスマスの12日目、私の恋人が私に贈ってくれた:

12人の飛び跳ねる貴族

11人の踊る貴婦人

10人の笛を吹く笛吹き

9人の太鼓を叩く鼓手

8人の乳絞りをする女中

7羽の泳ぐ白鳥

6羽の卵を抱くガチョウ

5つの金の指輪

4羽の煤(すす)けた鳥

3羽のフランスのメンドリ

2羽のキジバトに

梨の木に止まっている1羽のヤマウズラ

silhouette photography of jump shot of two persons
Photo by Jill Wellington on Pexels.com

最後を締めくくる12日目。lordはキリストや神の意味もありますが、ここでは12人もいますので、貴族と訳しています。leapは飛び跳ねるということで、はっちゃけているようです。

といういことで、もはや収拾がつかない規模で人や動物をプレゼントされている状況ですが、きっと楽しいどんちゃん騒ぎが繰り広げられて、大いに楽しんだということで、よかったのではないでしょうか。

9-12番の入れ替わりについて

冒頭でも書きましたが、この唄の9-12番には順番が違うパターンが存在します。私がぱっと調べた範囲では次の二通り。

パターンA

Twelve lords a-leaping

Eleven ladies dancing

Ten pipers piping

Nine drummers drumming

パターンB

Twelve drummers drumming

Eleven pipers piping

Ten lords a-leaping

Nine ladies dancing

You tubeの動画ではパターンBが主流ですが、手元の専門書「マザーグース・コレクション100」ではパターンAです。

私は個人的には絶対パターンA派。なぜなら、パターンBだと、楽器隊が到着する前から、lordsが飛び跳ねたり、ladiesが踊ることになって、しっくりこないから。しかも楽器の到着順はリズムを刻む太鼓が先で、次が笛であるべき。そうして、笛や太鼓が鳴り響く中、満を持して飛び跳ね、踊ることができると考えるのが自然でしょう!なのでイベントでも断固としてこの順番で取り上げます(笑)

さて、最後まで読んでいただきありがとうございます!

この知る人ぞ知る楽しいクリスマスソングを覚えて歌うイベントを企画中ですので、トップページよりチェックしてみてくださいね♪

参考文献「マザーグース・コレクション100」(ミネルヴァ書房、藤野紀男・夏目康子著)

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