マザーグース 事務局ブログ

マザーグース・マラソンの書籍化大作戦①「はじめに」を書いてみる。

マザーグース・マラソンの勉強会を通じて、教材を書籍化したいなと構想しています。実は昔から、本を出してみたいという夢がありましたが、ついにネタを見つけ気がして、何の目途もっていないのに、一人盛り上がっています。人生の折り返し時点で、まったく新しい目標を持つこともいいのかなと。

本編も全く出来ていないのですが、気持ちが先走って(笑)、「はじめに」をドラフトしてみましたので、決意表明としてご覧ください。

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はじめに

私とマザーグースとの出会いは大学時代にさかのぼります。英語の授業でマザーグースを取り上げているものがあり、他の小難しい文学と比べ、いかにもユルそうだったので履修することにしました。学術的な解説は全く覚えていませんが、マザーグースの唄が入ったテープを渡され、どの曲もキャッチ―なメロディで気に入りました。その授業の学術的な学びは全く覚えていませんが、最終試験はよく覚えています。それは、全員の前でマザーグースの唄を3曲歌うことで、友人と3人で挑み、無事に単位を取得しました。

その後、マザーグースとの関わりは薄まりましたが、「再会」は10年ほど経って、仕事でイギリスに駐在した時でした。子供がまだ小さく、よく夜泣きをしたので、寝かしつけるときに、子守唄を、せっかくなら英語で歌おうと思って買ったCD付きの本が、“Clare Beaton’s Mother Goose Remembers”でした。フェルトの刺繍で描かれた美しく楽しい絵で唄のハイライトが見事に表現され、見ているだけでも楽しいうえに、付属のCDはシンプルだけれど巧みにアレンジされていて、演奏、歌声どれも本当に素晴らしく、唄っているうちに、収録されている46曲の殆どを覚えてしまいました。あまりに気に入ったので、10冊くらい買って、帰国前にお世話になった親子に配ったほどです。

そして、現在。英語で貢献したいと思ってサイトを立ち上げているうちに、ふと思いついたのはマザーグースで英語を学ぶということ。マザーグースは親子で歌い継がれてきただけに、楽しく歌いながら、基本語彙も、文法も、発音も学べてしまう、それらをバラバラに学べば、「お勉強」になってしまいますが、マザーグースではそれらを全部、楽しみながら自然に学べます。いわば最強の学習ツールなのです。

唄うにあたっては、もちろんアカペラでもいいのですが、私が趣味で弾いているウクレレとマザーグースの相性の良さを常々感じたので、ウクレレのコードも紹介しています。良かったらこれをきっかけにウクレレにも挑戦してみてはいかがでしょうか。

デモ歌唱やカラオケ音源はYou Tubeのイマココ英語チャンネルにて随時アップしています。また、イマココ英語ではマザーグースをまずは10曲歌えるようになろうというオンラインイベント講座(マザーグース・マラソン)を随時開催していますのでぜひWebサイト(imakokoeigo.com)をチェックしてみてください。

本書を通じて、マザーグースを10曲空で歌えるようになり、英語を好きになる方が少しでも増えれば、それに勝る喜びはありません。

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