まず、なによりもウクレレが必要ですね。近くの楽器屋さんに行って、店員さんに相談するのがおススメですが、オンラインでも購入できます。
ウクレレを手に入れる
まずはウクレレを手に入れます。楽器屋さんで初心者向けのおすすめを紹介してもらうのもよいですし、インターネットでも買えます。
値段はピンキリで、予算との相談ですが、まずは最低限のコストでウクレレをやってみたい、という方には私も持っているこちらのウクレレをお勧めします。
3000円弱ですが、ちゃんとしたウクレレで、チューニングもしっかりできて、「マザ10」本の歌もちゃんと弾けます。
下記の動画ではこのウクレレを使って演奏していますよ。ちゃんとイイ音が鳴ってます♪
1000円位の極端に安いウクレレは、オモチャでチューニングも出来ない場合もあるので、特にオンラインで買うときは避けた方が良いです。
もう一つ、お子さんや指の細い方で、コンパクトなウクレレをご希望の方にお勧めのウクレレはこちら。
こちらの演奏で使っています。
チューニングする
どこも押さえずに弾いた状態(開放弦と言います)で4弦をソ、3弦をド、2弦をミ、1弦をラとするのが基本のチューニング。音叉や電子チューナー、スマホのアプリなどを使って正しい音を出し、ペグを回すことでチューニングします。
チューナーは音叉やパイプ、アプリなど様々ですが、私はウクレレにクリップで取り付けられるこちらのチューナーを長らく愛用しています。
参考動画
ウクレレの演奏スタイルを知る
ウクレレの演奏スタイルとして、
- 弾き語り:伴奏としてコード(和音)だけを奏でるもの
- ウクレレソロ:メロディを中心に奏でるもの(ウクレレソロ)
の二種類があります。本書では簡単なアレンジにしていますので、難易度はどちらも大きな差はありません。やりやすいほうから挑戦してみてください。
本書では弾き語りはコードとコード表で、ウクレレソロはタブ譜を使って説明しています。以下、それぞれを紹介していきます。
タブ譜の読み方を覚える
楽譜の下の段にあるのがタブ譜です。タブ譜には4本の線がありますが、これがウクレレの4本の弦を表しています。図のように、ウクレレのヘッドを左に置いて正面から見た形に対応していて(ウクレレを構えた状態で見下ろした時の見え方とも言えます)、上から1,2,3,4弦となっています。線の上の数字はネックのどこの部分(フレット言います)で押さえるかを示しています。0は開放弦です。数字の隣の「人」「中」「薬」「小」は左手のどの指で弦を押さえるかを示しています。
右手はネックの根本とホールの間(図の黄色い点線あたり)の弦を親指で弾きます。親指以外はボディの下側を支えます。
コード表の読み方を覚える
タブ譜の上に書いている「F」などのアルファベットで示された「コード」と、楽譜のページの下の方に並べているコード表を使って弾き方を説明しています。
コード表の読み方もタブ譜と似ており、ウクレレのヘッドを左に置いて正面から見た形です。
但し、押さえるフレットを数字で示すのではなく、●の位置で示しています。●の中の「人」「中」「薬」「小」は使う指を表しています。上図のFの例であれば、人差し指は2弦1フレット、中指は4弦2フレットを押さえてください、という意味です。1弦と3弦は●がネックの左にはみ出ていますが、これはどこも押させない開放弦であることを示しています。
右手は、親指もしくは人差し指を使って4弦から1弦に向かってジャーンと一気に弾くのが基本スタイルです。
リズムはお好みですが、最初は歌に合わせてゆっくりと一定の間隔で弾くのがおすすめです。